万葉集関連の文書

平成11年5月16日(月)更新

ここでは、万葉集や万葉集をより楽しむために関連する歴史書や文学作品などを紹介いたします。


和暦 西暦 歴史書・文学作品など 備考
和同3

710

平城京遷都
和同5

712

・古事記

養老4

720

・日本書紀
・類聚歌林(るいじゅうかりん)

養老5

721

・常陸国風土記

天平5

733

・出雲国風土記
・肥前国風土記
・豊後国風土記

天平勝宝3

751

・懐風藻(かいふうそう)

天平宝字3

759

・万葉集.......この年以降に成立

延暦13

794

平安京遷都
延暦(えんりゃく)16

797

続日本紀(しょくにほんぎ)

弘仁(こうにん)15

824

・日本霊異記(にほんりょういき)


懐風藻(かいふうそう)

天平勝宝(てんぴょうしょうほう)3年(751)に完成した日本最古の漢詩集です。編者ははっきりとは分かっていません。

懐風藻(かいふうそう)には、大友皇子、大津皇子長屋王、藤原房前など120編の歌が載っています。当時の唐の影響を受け、五言詩の形式を中心に詠んでいます。

大津皇子が謀反を計画したという疑いで捕らえられ、自害させられる直前に詠んだ歌はことに有名です。次に載せますね。

・ 金烏臨西舎.......金烏(きんう)西舎(せいしゃ)に臨(て)らひ
・ 鼓聲催短命.......鼓聲(こせい)短命(たんめい)を催(うなが)す
・ 泉路無賓主.......泉路(せんろ)賓主(ひんしゅ)無し
・ 此夕離家向.......此(こ)の夕へ家を離(さか)りて向かふ

大意 : 太陽が西に傾き、夕べを告げる太鼓の音が私の短い命を告げているようだ。この夕べに私はひとりで黄泉(よみ)への道を行かねばならない。