第十九巻 : あしひきの山の紅葉にしづくあひて

2002年6月16日(日)更新


原文: 足日木之 山黄葉尓 四頭久相而 将落山道乎 公之超麻久

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: あしひきの、山の紅葉(もみち)に、しづくあひて、散らむ山道を、君が越えまく

意味: 山の紅葉(もみち)しづくがついて散ってゆく山道を、あなたは越えて行くのですね。

少目(しょうさかん)という位の秦伊美吉石竹(はたのいみきいわたけ)という人が、朝集使(ちょうしゅうし)として奈良の都に旅立つのを送別する宴の時に、大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ歌です。

朝集使(ちょうしゅうし)は、国の政治や人事についての報告を都にする人のことです。

しずく(フリーデジタルフォト1000シリーズ)より

"あて" → (現代かなづかい) "あて"


第十九巻