第十九巻 : 山吹の花取り持ちてつれもなく

平成11年4月25日(日)更新


原文: 山吹乃 花執持而 都礼毛奈久 可礼尓之妹乎 之努比都流可毛

作者: 留女女郎(りゅうぢょのいらつめ)

よみ: 山吹(やまぶき)の花取り持ちて、つれもなく、離(か)れにし妹(いも)を、偲(しの)ひつるかも

意味: (わたくしのことを)気にも留めずにいらっしゃったあなたさまのことを、山吹(やまぶき)の花を手にとって、偲んでいるのですよ。

留女女郎(りゅうぢょのいらつめ)は大伴家持(おおとものやかもち)の妹さんだそうです。大伴家持(おおとものやかもち)の奥様の坂上大嬢(さかのうえのおおいらつめ)が、だんな様の任地にさっさと行っちゃったことがさみしくて送った歌だそうです。


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