第九巻 : 松返りしひてあれやは三栗の

平成11年2月7日(日更新


原文: 松反 四臂而有八羽 三栗 中上不来 麻呂等言八子

作者: 柿本人麻呂歌集より

よみ: 松返り、しひてあれやは三栗(みつぐり)の、中上り来ぬ、麻呂といふ奴

意味: 鈍感な人でもないのでしょうに、京に行ったまま私の所には来もしないで、麻呂という人は。まったく、もう。。。。。

この「麻呂」と呼ばれている夫が詠んだ歌に対しての返答の歌です。

は、中に実が三つ入っています。そこで、「三栗(みつぐり)の」で「なか」を導いています。


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