第九巻 : 妹が門入り泉川の常滑に

平成11年10月24日(日更新


原文: 妹門 入出見川乃 床奈馬尓 三雪遣 未冬鴨

作者: 柿本人麻呂歌集より

よみ: 妹(いも)が門(かど)、入(い)り泉川(いづみがは)の、常滑(とこなめ)に、み雪残れり、いまだかも

意味: (妻の家の門を入り出づ)泉川(いづみがは)の石にが残っています。まだなんですよねぇ。

「妹(いも)が門(かど)、入(い)り出(い)づ」と「泉川(いづみがは)」を掛けていますね。泉川(いづみがは)は、奈良県の木津川のことです。

「常滑(とこなめ)」は、水苔などがついてツルツルした川の石のことです。


第九巻