具体的な山の名を詠んだもの

生駒山(いこまやま)

畝傍山(うねびやま)

香具山(かぐやま)

富士山

二上山(ふたかみやま)...奈良

二上山(ふたかみやま)...高岡

耳成山(みみなしやま)

三輪山(みわやま)

季節の山、象徴的とも思える山を詠んだ

春山

撮影 by きょう

春山を詠んだ歌は、11首あります。花が咲き、緑が冴える春山のイメージは昔も今も変わらないように思われます。

0016: 冬こもり春さり来れば鳴かずありし鳥も来鳴きぬ.......(長歌)

0052: やすみしし我ご大君高照らす日の皇子荒栲の.......(長歌)

1421: 春山の咲きのををりに春菜摘む妹が白紐見らくしよしも

1451: 水鳥の鴨の羽色の春山のおほつかなくも思ほゆるかも

1684: 春山は散り過ぎぬとも三輪山はいまだふふめり君待ちかてに

1829: 梓弓春山近く家居れば継ぎて聞くらむ鴬の声

1890: 春山の友鴬の泣き別れ帰ります間も思ほせ我れを

1892: 春山の霧に惑へる鴬も我れにまさりて物思はめやも

1923: 白真弓今春山に行く雲の行きや別れむ恋しきものを

1926: 春山の馬酔木の花の悪しからぬ君にはしゑや寄そるともよし

3234: やすみしし我ご大君高照らす日の御子の.......(長歌)

夏山

撮影 by きょう

夏山を詠んだ歌は、1首だけです。

1494: 夏山の木末の茂に霍公鳥鳴き響むなる声の遥けさ

秋山

撮影 by きょう

秋山を詠んだ歌は、19首あります。黄葉(もみじ)とともに詠まれているものが目立ちますが、挽歌(ばんか: 亡くなった人をしのぶ歌)の中に詠まれているものもあります。

0016: 冬こもり春さり来れば鳴かずありし.......(長歌)

0092: 秋山の木の下隠り行く水の我れこそ益さめ御思ひよりは

0106: ふたり行けど行き過ぎかたき秋山をいかにか君がひとり越ゆらむ

0137: 秋山に落つる黄葉しましくはな散り乱ひそ妹があたり見む

0208: 秋山の黄葉を茂み惑ひぬる妹を求めむ山道知らずも

0217: 秋山のしたへる妹なよ竹のとをよる子らは.......(長歌)

1409: 秋山の黄葉あはれとうらぶれて入りにし妹は待てど来まさず

1516: 秋山にもみつ木の葉のうつりなばさらにや秋を見まく欲りせむ

1584: めづらしと我が思ふ君は秋山の初黄葉に似てこそありけれ

1703: 雲隠り雁鳴く時は秋山の黄葉片待つ時は過ぐれど

2177: 春は萌え夏は緑に紅のまだらに見ゆる秋の山かも

2179: 朝露ににほひそめたる秋山にしぐれな降りそありわたるがね

2184: 秋山をゆめ人懸くな忘れにしその黄葉の思ほゆらくに

2218: 一年にふたたび行かぬ秋山を心に飽かず過ぐしつるかも

2232: 秋山の木の葉もいまだもみたねば今朝吹く風は霜も置きぬべく

2239: 秋山のしたひが下に鳴く鳥の声だに聞かば何か嘆かむ

2243: 秋山に霜降り覆ひ木の葉散り年は行くとも我れ忘れめや

3234: やすみしし我ご大君高照らす日の御子の.......(長歌)

3707: 秋山の黄葉をかざし我が居れば浦潮満ち来いまだ飽かなくに

奥山

み山

勢の山

妹背の山

山彦

補足

更新日: 2013年11月03日(日)