木の葉 撮影(2010.06) by きょう

木の葉

樹木の葉で、光合成をします。落葉樹の大部分は、秋になって紅葉し、葉を風に散らします。でも、そんな科学的なことを気にしないで、青々とした木の葉の輝きや、黄葉した木の葉を楽しむのもいいものですね。

木の葉を詠んだ歌

万葉集にも「木の葉」は17首に登場します。「真木(まき)の葉」という表現もでてきます。「真(ま)」は、立派なとかいう意味の語(美称接頭語)ですが、「真木」は、檜(ひのき)のことを言うことがあります。

0016: 冬こもり春さり来れば鳴かずありし鳥も来鳴きぬ......(長歌)

0291: 真木の葉のしなふ背の山偲はずて我が越え行けば木の葉知りけむ

0431: いにしへにありけむ人の倭文幡の帯解き交へて......(長歌)

0711: 鴨鳥の遊ぶこの池に木の葉落ちて浮きたる心我が思はなくに

1010: 奥山の真木の葉しのぎ降る雪の降りは増すとも地に落ちめやも

1214: 安太へ行く小為手の山の真木の葉も久しく見ねば蘿生しにけり

1304: 天雲のたなびく山の隠りたる我が下心木の葉知るらむ

1305: 見れど飽かぬ人国山の木の葉をし我が心からなつかしみ思ふ

1516: 秋山にもみつ木の葉のうつりなばさらにや秋を見まく欲りせむ

1815: 子らが手を巻向山に春されば木の葉しのぎて霞たなびく

2193: 秋風の日に異に吹けば水茎の岡の木の葉も色づきにけり

2196: しぐれの雨間なくし降れば真木の葉も争ひかねて色づきにけり

2210: 明日香川黄葉流る葛城の山の木の葉は今し散るらし

2232: 秋山の木の葉もいまだもみたねば今朝吹く風は霜も置きぬべく

2243: 秋山に霜降り覆ひ木の葉散り年は行くとも我れ忘れめや

2666: 妹が目の見まく欲しけく夕闇の木の葉隠れる月待つごとし

2711: 奥山の木の葉隠りて行く水の音聞きしより常忘らえず

補足

更新日: 2015年06月28日(日)