万葉集: 雷(かみなり)を詠んだ歌

2003年2月9日(日)更新


雷(かみなり)は、「神(かみ)・鳴(な)り」のことです。神の音が鳴り響いている、という感じでしょうか。いかづち、ともいいます。万葉集では、「鳴る神」という言い方がされています。神聖で恐ろしいものを意味しているようです。

Comping Disc Resource Book 11 by PhotoDisc Inc.


0199: かけまくもゆゆしきかも言はまくもあやに畏き.......(長歌)

0913: 味凝りあやにともしく鳴る神の音のみ聞きし.......(長歌)

1092: 鳴る神の音のみ聞きし巻向の桧原の山を今日見つるかも

1369: 天雲に近く光りて鳴る神の見れば畏し見ねば悲しも

2513: 鳴る神の少し響みてさし曇り雨も降らぬか君を留めむ

2514: 鳴る神の少し響みて降らずとも我は留まらむ妹し留めば

2658: 天雲の八重雲隠り鳴る神の音のみにやも聞きわたりなむ

3421: 伊香保嶺に雷な鳴りそね我が上には故はなけども子らによりてぞ

4235: 天雲をほろに踏みあだし鳴る神も今日にまさりて畏けめやも


自然を詠んだ歌