万葉集: 宮滝(みやたき)を詠んだ歌

2009年12月20日(日)更新


吉野離宮があったと言われている宮滝(みやたき)は現在の奈良県吉野郡吉野町にあります。大海皇子(おおあまのみこ)が身の危険を避けるために近江からここ吉野の宮滝に逃げ延びてきて以降、何度もここを訪れた持統天皇(じとうてんのう)、そして奈良時代にかけて多くの宮人たちが吉野離宮を訪れたようですね。

撮影(2000.4.1) by きょう


0027: 淑き人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よ良き人よく見

0036: やすみしし我が大君のきこしめす天の下に国はしも.......(長歌)

0037: 見れど飽かぬ吉野の川の常滑の絶ゆることなくまたかへり見む

0038: やすみしし我が大君神ながら神さびせすと吉野川.......(長歌)

0039: 山川も依りて仕ふる神ながらたぎつ河内に舟出せすかも

0315: み吉野の吉野の宮は山からし貴くあらし.......(長歌)

0909: 山高み白木綿花におちたぎつ瀧の河内は見れど飽かぬかも

1005: やすみしし我が大君の見したまふ吉野の宮は.......(長歌)

1006: 神代より吉野の宮にあり通ひ高知らせるは山川をよみ

1713: 滝の上の三船の山ゆ秋津辺に来鳴き渡るは誰れ呼子鳥

1714: 落ちたぎち流るる水の岩に触れ淀める淀に月の影見ゆ


万葉地図