撮影(1998) by きょう

香具山(かぐやま)

耳成山畝傍山と並んで、大和三山の一つです。天から降って来たという伝承があり、天(あめ)の香具山とも呼ばれます。橿原市と桜井市の境にあり、高さは148メートルです。

香具山(かぐやま)を詠んだ歌

万葉集の5首に「天(あめ)の香具山」と詠まれていて、神聖な山と考えられていたと思われます。

0002: 大和には群山あれどとりよろふ天の香具山.......(長歌)

0013: 香具山は畝傍を雄々しと耳成と相争ひき.......(長歌)

0014: 香具山と耳成山と闘ひし時立ちて見に来し印南国原

0028: 春過ぎて夏来るらし白栲の衣干したり天の香具山

0052: やすみしし我ご大君高照らす日の皇子.......(長歌)

0199: かけまくもゆゆしきかも言はまくも.......(長歌)

0257: 天降りつく天の香具山霞立つ春に至れば.......(長歌)

0258: 人漕がずあらくもしるし潜きする鴛鴦とたかべと船の上に棲む

0259: いつの間も神さびけるか香具山の桙杉の本に苔生すまでに

0260: 天降りつく神の香具山うち靡く春さり来れば.......(長歌)

0334: 忘れ草我が紐に付く香具山の古りにし里を忘れむがため

0426: 草枕旅の宿りに誰が嬬か国忘れたる家待たまくに

1096: いにしへのことは知らぬを我れ見ても久しくなりぬ天の香具山

1812: ひさかたの天の香具山この夕霞たなびく春立つらしも

2449: 香具山に雲居たなびきおほほしく相見し子らを後恋ひむかも

更新日: 2012年03月11日(日)