たのしい万葉集: 二上山(ふたかみやま)/高岡

2011年07月03日(日)更新


二上山(ふたかみやま)は、現在の富山県高岡市と氷見市(ひみし)にまたがる標高274mの山です。この二上山を男岳、そしてとなりの標高259mの城山を女岳と、セットで呼ぶこともあるそうです。

大伴家持(おおとものやかちも)はこの山を8首に詠んでいます。

二上山(高岡) 撮影(2009.09.02) by きょう
大伴家持の像 撮影(2009.09.02) by きょう

二上山の山頂近くに大伴家持(おおとものやかちも)の像があります。


3882: 渋谿の二上山に鷲ぞ子産むといふ翳にも君のみために鷲ぞ子産むといふ

3955: ぬばたまの夜は更けぬらし玉櫛笥二上山に月かたぶきぬ

3985: 射水川い行き廻れる玉櫛笥二上山は春花の.......(長歌)

3987: 玉櫛笥二上山に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり

3991: もののふの八十伴の男の思ふどち心遣らむと.......(長歌)

4006: かき数ふ二上山に神さびて立てる栂の木.......(長歌)

4011: 大君の遠の朝廷ぞみ雪降る越と名に追へる.......(長歌)

4013: 二上のをてもこのもに網さして我が待つ鷹を夢に告げつも

4067: 二上の山に隠れる霍公鳥今も鳴かぬか君に聞かせむ

4192: 桃の花紅色ににほひたる面輪のうちに青柳の.......(長歌)

4239: 二上の峰の上の茂に隠りにしその霍公鳥待てど来鳴かず


万葉地図