第十四巻 : 伎波都久の岡のくくみら我れ摘めど

平成9年9月14日(日)更新

原文: 伎波都久乃 乎加能久君美良 和礼都賣杼 故尓毛美多奈布 西奈等都麻佐祢

作者:不明

よみ: 伎波都久(きはつく)の岡のくくみら、我れ摘めど、籠(こ)にも満たなふ、背(せ)なと摘まさね

意味: 伎波都久(きはつく)の岡に茎韮(くくみら)を摘みに来たけれど、籠はぜんぜん一杯になりませんよ。じゃあ、あの人と一緒に摘みなさいね。

東歌の一つですが、茎韮(くくみら)を摘みに来た女の人たちが歌った歌のようです。なお、「伎波都久(きはつく)の岡」がどこかははっきりしていません。常陸の国の真壁郡ともいわれています。

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