第四巻 : 言問わぬ木すら紫陽花諸弟らが

平成11年6月20日(日)更新


原文: 事不問 木尚味狭藍 諸弟等之 練乃村戸二 所詐来

作者:大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 言(こと)問わぬ、木すら紫陽花、諸弟(もろえ)らが、練(ねり)の村戸にあざむかえけり

意味: ものを言わない木でさえ、紫陽花(あじさい)のように色鮮やかに見せてくれますね。それ以上に言葉をあやつる諸弟たちの上手い言葉にすっかりだまされてしまったことですよ。

大伴家持(おおとものやかもち)が坂上大嬢に贈った歌の一つです。


第四巻