第四巻 : むしぶすまなごやが下に伏せれども

平成9年10月5日(日)更新

京職大夫であった藤原麿(藤原不比等の四男)が大伴郎女(おおとものいらつめ)に贈った三首の歌の一つです。

原文: 蒸被 奈胡也我下丹 雖臥 与妹不宿者 肌之寒霜

作者:京職藤原大夫(きょうしきふじわらのたいふ)

よみ: むしぶすま、なごやが下に伏せれども、妹とし寝ねば肌し寒しも

意味: 柔らかなむしぶすまを掛けて寝ても、あなたが居ないと心も肌も寒いのですよ。

「むしぶすま」は蒸(むし)で作った寝具です。暖かくて寝心地も良かったのでしょうが、やはり恋しい人がいないとね。。。。。

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