第四巻 : み熊野の浦の浜木綿百重なす

2001年8月19日(日)更新


原文: 三熊野之 浦乃濱木綿 百重成 心者雖念 直不相鴨

作者: 柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)

よみ: み熊野(くまの)の、浦の浜木綿(はまゆふ)、百重(ももへ)なす、心は思へど、直(ただ)に逢(あ)はぬかも

意味: 熊野(くまの)の浦の浜木綿(はまゆう)が幾重にも重なり合っているように、心では思っているけれど、じかには逢えないですよねぇ。

浜木綿(はまゆう)の偽茎は、薄い皮のようなものが何重にも重なっていて、この様子から「百重(ももへ)なす」と詠まれたと考えられています。

撮影(2001.7.13) by きょう

第四巻