撮影(2011.05) by きょう border=

柳(やなぎ)

柳には色々な種類がありますが、一般に柳といえば通常は「しだれ柳」をさすことが多いですね。しだれ柳は、中国か朝鮮から渡来したと考えられています。

柳(やなぎ)を詠んだ歌

万葉歌では、青々と繁った柳を表す、「青柳(あをやぎ)」という言葉がよく使われています。

0817: 梅の花咲きたる園の青柳は蘰にすべくなりにけらずや

0821: 青柳梅との花を折りかざし飲みての後は散りぬともよし

1432: 我が背子が見らむ佐保道の青柳を手折りてだにも見むよしもがも

1433: うち上る佐保の川原の青柳は今は春へとなりにけるかも

1819: うち靡く春立ちぬらし我が門の柳の末に鴬鳴きつ

1821: 春霞流るるなへに青柳の枝くひ持ちて鴬鳴くも

1846: 霜枯れの冬の柳は見る人のかづらにすべく萌えにけるかも

1847: 浅緑染め懸けたりと見るまでに春の柳は萌えにけるかも

1851: 青柳の糸のくはしさ春風に乱れぬい間に見せむ子もがも

1852: ももしきの大宮人のかづらけるしだり柳は見れど飽かぬかも

1853: 梅の花取り持ち見れば我が宿の柳の眉し思ほゆるかも

1856: 我がかざす柳の糸を吹き乱る風にか妹が梅の散るらむ

1896: 春さればしだり柳のとををにも妹は心に乗りにけるかも

1904: 梅の花しだり柳に折り交へ花に供へば君に逢はむかも

3491: 柳こそ伐れば生えすれ世の人の恋に死なむをいかにせよとぞ

3492: 小山田の池の堤にさす柳成りも成らずも汝と二人はも

3903: 春雨に萌えし柳か梅の花ともに後れぬ常の物かも

4142: 春の日に張れる柳を取り持ちて見れば都の大道し思ほゆ

4192: 桃の花紅色ににほひたる面輪のうちに青柳の.......(長歌)

4238: 君が行きもし久にあらば梅柳誰れとともにか我がかづらかむ

補足

更新日: 2013年05月19日(日)