撮影(2011.09) by きょう

山菅(やますげ)

山菅(やますげ)がなにかということについてはいろいろな説がありますが、カヤツリグサ科の菅(すげ)が有力だと思われます。なお、写真はやぶらんです。菅(すげ)の写真が撮れたら、それも載せる予定です。

  • 菅(すげ).....カヤツリグサ科の菅(すげ)です。
  • ヤブラン.....ユリ科の多年草。8月~9月頃、林に良く見かけます。つやのある線形の葉と、紫色の小花を穂状につけた花茎が特徴です。
  • 蛇の髭(じゃのひげ).....ユリ科の多年草で、冬に濃い青色の実をつけます。竜の髭(りゅうのひげ)とも言います。

山菅(やますげ)を詠んだ歌

山菅(やますげ)を詠んだ歌は、万葉集には14首(菅を詠んだ歌を含んで)あります。

0564: 山菅の実ならぬことを我れに寄せ言はれし君は誰れとか寝らむ

1250: 妹がため菅の実摘みに行きし我れ山道に惑ひこの日暮らしつ

2456: ぬばたまの黒髪山の山菅に小雨降りしきしくしく思ほゆ

2474: 山菅の乱れ恋のみせしめつつ逢はぬ妹かも年は経につつ

2477: あしひきの名負ふ山菅押し伏せて君し結ばば逢はずあらめやも

2862: 山川の水蔭に生ふる山菅のやまずも妹は思ほゆるかも

3051: あしひきの山菅の根のねもころに我れはぞ恋ふる君が姿を

3053: あしひきの山菅の根のねもころにやまず思はば妹に逢はむかも

3055: 山菅の止まずて君を思へかも我が心どのこの頃はなき

3066: 妹待つと御笠の山の山菅の止まずや恋ひむ命死なずは

3204: 玉葛幸くいまさね山菅の思ひ乱れて恋ひつつ待たむ

3291: み吉野の真木立つ山に青く生ふる山菅の根の.......(長歌)

3577: 愛し妹をいづち行かめと山菅のそがひに寝しく今し悔しも

4484: 咲く花は移ろふ時ありあしひきの山菅の根し長くはありけり

補足

更新日: 2014年08月17日(日)