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0007: 秋の野のみ草刈り葺き宿れりし宇治の宮処の仮廬し思ほゆ
0045: やすみしし我が大君高照らす日の皇子.......(長歌)
0011: 我が背子は仮廬作らす草なくは小松が下の草を刈らさね
0110: 大名児を彼方野辺に刈る草の束の間も我れ忘れめや
0307: はだ薄久米の若子がいましける三穂の石室は見れど飽かぬかも
0396: 陸奥の真野の草原遠けども面影にして見ゆといふものを
0780: 黒木取り草も刈りつつ仕へめどいそしきわけとほめむともあらず
1121: 妹らがり我が通ひ道の小竹すすき我れし通はば靡け小竹原
1337: 葛城の高間の草野早知りて標刺さましを今ぞ悔しき
1533: 伊香山野辺に咲きたる萩見れば君が家なる尾花し思ほゆ
1538: 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花
1564: 秋づけば尾花が上に置く露の消ぬべくも我は思ほゆるかも
1572: 我が宿の尾花が上の白露を消たずて玉に貫くものにもが
1577: 秋の野の尾花が末を押しなべて来しくもしるく逢へる君かも
1601: めづらしき君が家なる花すすき穂に出づる秋の過ぐらく惜しも
1637: はだすすき尾花逆葺き黒木もち造れる室は万代までに
1757: 草枕旅の憂へを慰もることもありやと.......(長歌)
2089: 天地の初めの時ゆ天の川い向ひ居りて.......(長歌)
2110: 人皆は萩を秋と言ふよし我れは尾花が末を秋とは言はむ
2167: 秋の野の尾花が末に鳴くもずの声聞きけむか片聞け我妹
2169: 夕立ちの雨降るごとに春日野の尾花が上の白露思ほゆ
2172: 我が宿の尾花押しなべ置く露に手触れ我妹子散らまくも見む
2221: 我が門に守る田を見れば佐保の内の秋萩すすき思ほゆるかも
2242: 秋の野の尾花が末の生ひ靡き心は妹に寄りにけるかも
2270: 道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ
2277: さを鹿の入野のすすき初尾花いづれの時か妹が手まかむ
2283: 我妹子に逢坂山のはだすすき穂には咲き出ず恋ひわたるかも
2285: 秋萩の花野のすすき穂には出でず我が恋ひわたる隠り妻はも
2292: 秋津野の尾花刈り添へ秋萩の花を葺かさね君が仮廬に
2311: はだすすき穂には咲き出ぬ恋をぞ我がする玉かぎるただ一目のみ見し人ゆゑに
2763: 紅の浅葉の野らに刈る草の束の間も我を忘らすな
3065: み吉野の秋津の小野に刈る草の思ひ乱れて寝る夜しぞ多き
3499: 岡に寄せ我が刈る萱のさね萱のまことなごやは寝ろとへなかも
3506: 新室のこどきに至ればはだすすき穂に出し君が見えぬこのころ
3565: かの子ろと寝ずやなりなむはだすすき宇良野の山に月片寄るも
3681: 帰り来て見むと思ひし我が宿の秋萩すすき散りにけむかも
3691: 天地とともにもがもと思ひつつありけむものを.......(長歌)
3800: はだすすき穂にはな出でそ思ひたる心は知らゆ我れも寄りなむ
3819: 夕立の雨うち降れば春日野の尾花が末の白露思ほゆ
3887: 天にあるやささらの小野に茅草刈り草刈りばかに鶉を立つも
3957: 天離る鄙治めにと大君の任けのまにまに.......(長歌)
4016: 婦負の野のすすき押しなべ降る雪に宿借る今日し悲しく思ほゆ
4295: 高円の尾花吹き越す秋風に紐解き開けな直ならずとも
4308: 初尾花花に見むとし天の川へなりにけらし年の緒長く
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