露草 撮影(2015.08) by きょう

月草(つきくさ)

ツユクサ科ツユクサ属の一年草の露草(つゆくさ)です。7~8月にかけて道端など、どこにでも見ることができますね。朝咲いて、その日の午後にはしぼんでしまいます。

月草(つきくさ)を詠んだ歌

万葉集には9首に登場します。月草で染めた着物は、水で色が落ち易いことから、心変わりをたとえたり、この世のはかない命を表すのに、詠み込まれている歌もあります。

0583: 月草のうつろひやすく思へかも我が思ふ人の言も告げ来ぬ

1255: 月草に衣ぞ染むる君がため斑の衣摺らむと思ひて

1339: 月草に衣色どり摺らめどもうつろふ色と言ふが苦しさ

1351: 月草に衣は摺らむ朝露に濡れての後はうつろひぬとも

2281: 朝露に咲きすさびたる月草の日くたつなへに消ぬべく思ほゆ

2291: 朝咲き夕は消ぬる月草の消ぬべき恋も我れはするかも

2756: 月草の借れる命にある人をいかに知りてか後も逢はむと言ふ

3058: うちひさす宮にはあれど月草のうつろふ心我が思はなくに

3059: 百に千に人は言ふとも月草のうつろふ心我れ持ためやも

補足

更新日: 2015年09月06日(日)