万葉集: 黄楊(つげ)を詠んだ歌

2010年03月14日(日)更新


黄楊(つげ)はツゲ科ツゲ属の常緑小高木です。3〜4月頃に小さな黄色い花を咲かせます。櫛(くし)や工芸品などに使われます。

万葉集では、黄楊櫛(つげくし)、黄楊枕(つげまくら)として詠まれています。

黄楊 撮影(2010) by きょう


1777: 君なくはなぞ身装はむ櫛笥なる黄楊の小櫛も取らむとも思はず

2500: 朝月の日向黄楊櫛古りぬれど何しか君が見れど飽かざらむ

2503: 夕されば床の辺去らぬ黄楊枕何しか汝れが主待ちかたき

3295: うちひさつ三宅の原ゆ直土に足踏み貫き.......(長歌)

4211: 古にありけるわざのくすばしき事と言ひ継ぐ.......(長歌)

4212: 娘子らが後の標と黄楊小櫛生ひ変り生ひて靡きけらしも