万葉集:ちさを詠んだ歌

平成11年6月27日(日)更新


エゴノキ科の落葉高木。高さは7~15メートルにもなります。5~6月頃に葉を出したあとに、下向きに小さな白い花をつけます。種子はサポニンを含んでいて、せっけん代わりになるそうですが、有毒だとのことです。

万葉集では、三首に現われます。

なお、「ちさ」をイワタバコとする説があります。

1360: 息の緒に思へる我れを山ぢさの花にか君がうつろひぬらむ

2469: 山ぢさの白露重みうらぶれて心も深く我が恋やまず

4106: 大汝少彦名の神代より言ひ継ぎけらく父母を見れば貴く妻子見れば.......(長歌)


万葉集の草花