笹(ささ)を詠んだ歌
2009年10月04日(日)更新
ささは、古代から神降しのための聖なる植物とされていたようです。ささは、歌に詠まれるとき、「ささ」という音と、その風にゆれる音を意識していたのだろうと考えられています。
万葉集には、相聞歌(そうもんか)の5首に登場します。
0133: 笹の葉はみ山もさやにさやげども我れは妹思ふ別れ来ぬれば
2336: はなはだも夜更けてな行き道の辺の斎笹の上に霜の降る夜を
2337: 笹の葉にはだれ降り覆ひ消なばかも忘れむと言へばまして思ほゆ
3382: 馬来田の嶺ろの笹葉の露霜の濡れて我来なば汝は恋ふばぞも
4431: 笹が葉のさやぐ霜夜に七重着る衣に増せる子ろが肌はも