万葉集:三枝(さきくさ)を詠んだ歌

平成11年3月28日(日)更新


三枝(さきくさ)が何なのかははっきりしていません。三椏(みつまた)、福寿草(ふくじゅそう)、沈丁花(じんちょうげ)などの説があります。ここでは、三椏(みつまた)として説明しますね。

三椏(みつまた)はジンショウゲ科の落葉低木です。枝が先で3本ずつに分かれるので、この名前がついたとのことです。3月頃に、葉が出てくる前に黄色い毬(まり)のような花をつけます。樹皮は紙の原料としても有名ですね。

万葉集には2首に登場しますが、いずれも花そのものではなくて、枕詞として使われています。

0904: 世間の貴び願ふ七種の宝も我れは何せむに我が中の.......(長歌)

1895: 春さればまづさきくさの幸くあらば後にも逢はむな恋ひそ我妹


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