桃(もも) 撮影(2011.04) by きょう

桃(もも)

桃は、バラ科の落葉高木です。4月頃に葉よりも先にいわゆる桃色の花が咲きます。原産は中国ですが、かなり古い時代に日本に渡ってきたようです。昔は、桃は鬼や悪霊をやっつける木だと考えられていました。三月三日の節句には桃の花を神様に供えたそうです。

桃(もも)を詠んだ歌

万葉集に「桃(もも)」を詠んだ歌は7首あります。「毛桃」と詠まれている場合、女性のことを意識しているようですね。

1356: 向つ峰に立てる桃の木ならめやと人ぞささやく汝が心ゆめ

1358: はしきやし我家の毛桃本茂く花のみ咲きてならずあらめやも

1889: 我が宿の毛桃の下に月夜さし下心よしうたてこのころ

2834: 大和の室生の毛桃本繁く言ひてしものをならずはやまじ

2970: 桃染めの浅らの衣浅らかに思ひて妹に逢はむものかも

4139: 春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ娘子

4192: 桃の花紅色ににほひたる面輪のうちに青柳の.......(長歌)

補足

更新日: 2011年04月17日(日)