万葉集: 桑(くわ)を詠んだ歌

2002年04月21日(日)更新


クワ科の落葉高木です。雌雄異株か雌雄同株です。4月頃から花をつけ、5月頃から赤い実をつけます。実は、夏になると黒く熟して食べられるようになります。

蚕のえさになることで知られていますね。養蚕(ようさん)は古代から盛んでしたが、えさには、葉が大きなヤマグワの葉が使われました。桑は霊力のある木と考えられていたようです。

桑の花 撮影(2002.4) by きょう

1357: たらちねの母がそのなる桑すらに願へば衣に着るといふものを

3086: なかなかに人とあらずは桑子にもならましものを玉の緒ばかり
     →(注) 桑そのものを詠んだ歌ではありません。

3350: 筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君が御衣しあやに着欲しも