万葉集: 櫻皮(かには)を詠んだ歌

2003年6月22日(日)更新


櫻皮(かには)は、桜の木の樹皮(じゅひ)だと考えられています。桜、特に山桜や霞桜(かすみざくら)などの樹皮は、はがれにくい性質を持っているので、弓や家具などに巻いたり張ったりし、強く丈夫なものにすることができるのだそうです。

万葉集には1首だけに詠まれていますが、その歌には「櫻皮(かには)巻き作れる舟」ということばがあり、この桜の皮を巻いて作った舟と考えられています。

櫻皮(かには)は、白樺(しらかば)の樹皮だという説もあります。

撮影(2003.4) by きょう

0942: あぢさはふ妹が目離れて敷栲の.......(長歌)


万葉集の草花