万葉集: 久木(ひさぎ)を詠んだ歌

2003年1月19日(日)更新


ひさぎは、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木の赤芽柏(あかめわしわ)と考えられています。初春の新芽が赤くて美しいのが特徴です。また、昔はこの葉をカシワと同じように食物をのせるのに用いたことから「赤芽柏」の名がついたとのことです。

なお、きささげ(ノウゼンカズラ科)だという説もあります。

万葉集には4首に登場です。

赤芽柏 撮影(2003) by きょう


0925: ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く

1863: 去年咲きし久木今咲くいたづらに地にか落ちむ見る人なしに

2753: 波の間ゆ見ゆる小島の浜久木久しくなりぬ君に逢はずして

3127: 度会の大川の辺の若久木我が久ならば妹恋ひむかも