万葉集: ひかげのかづらを詠んだ歌
2005年01月02日(日)更新
ヒカゲノカズラ科の多年生の常緑草の日陰の蔓です。山の日陰に生えていることから、この名前がついたそうです。
万葉集には、6首に登場します。ひかげのかづらは、蔓(つる)のように伸びるので、頭に巻いたりしたようです。
3229: 斎串立てみわ据ゑ奉る祝部がうずの玉かげ見ればともしも
3573: あしひきの山かづらかげましばにも得がたきかげを置きや枯らさむ
3789: あしひきの山縵の子今日行くと我れに告げせば帰り来ましを
3790: あしひきの玉縵の子今日のごといづれの隈を見つつ来にけむ
4120: 見まく欲り思ひしなへにかづらかけかぐはし君を相見つるかも
4278: あしひきの山下ひかげかづらける上にやさらに梅をしのはむ