
ちさ
エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木のエゴノキと考えられています。高さは7〜15メートルにもなります。5〜6月頃に葉を出したあとに、下向きに小さな白い花をつけます。「萵苣(ちしゃ)の木」とも呼ばれます。種子はサポニンを含んでいて、せっけん代わりになるそうですが、有毒だとのことです。
ちさを詠んだ歌
万葉集には、3首に詠まれています。
1360: 息の緒に思へる我れを山ぢさの花にか君がうつろひぬらむ
2469: 山ぢさの白露重みうらぶれて心も深く我が恋やまず
4106: 大汝少彦名の神代より言ひ継ぎけらく父母を見れば貴く妻子見れば.......(長歌)

補足: イワタバコ説
「ちさ」をイワタバコとする説があります。イワタバコは、イワタバコ科の多年草です。水分の多い日陰の岩場に生えます。6月頃に小さな紫色の花をつけます。タバコの葉に似ているのでこの名前があります。

