菖蒲(しょうぶ) 撮影(2003.05) by きょう

菖蒲(あやめぐさ)

菖蒲(あやめぐさ)は、現在のサトイモ科の多年草の菖蒲(しょうぶ)とされています。菖蒲(しょうぶ)は、その独特の香りから邪気(じゃき)をはらうと考えられてきました。

菖蒲(あやめぐさ)を詠んだ歌

実に地味な花ですが、万葉集には12首に詠まれています。霍公鳥(ほととぎす)と一緒に詠み込まれている歌が多いですね。

0423: つのさはふ磐余の道を朝さらず.......(長歌)

1490: 霍公鳥待てど来鳴かず菖蒲草玉に貫く日をいまだ遠みか

1955: 霍公鳥いとふ時なしあやめぐさかづらにせむ日こゆ鳴き渡れ

4035: 霍公鳥いとふ時なしあやめぐさかづらにせむ日こゆ鳴き渡れ

4089: 高御座天の日継とすめろきの.......(長歌)

4101: 珠洲の海人の沖つ御神に.......(長歌)

4102: 白玉を包みて遣らばあやめぐさ花橘にあへも貫くがね

4116: 大君の任きのまにまに取り持ちて.......(長歌)

4166: 時ごとにいやめづらしく八千種に草木花咲き.......(長歌)

4175: 霍公鳥今来鳴きそむあやめぐさかづらくまでに離るる日あらめや

4177: 我が背子と手携はりて明けくれば.......(長歌)

4180: 春過ぎて夏来向へばあしひきの.......(長歌)

補足

1955番歌と4035番歌は同じ歌となっています。

更新日: 2017年06月04日(日)