第五巻 : 瓜食めば子ども思ほゆ栗食めば

平成11年1月17日(日)更新


原文: 宇利波米婆 胡藤母意母保由 久利波米婆 麻斯提斯農波由 伊豆久欲利 枳多利斯物能曽 麻奈迦比尓 母等奈可可利提 夜周伊斯奈佐農

作者: 山上憶良(やまのうえのおくら)

よみ: 瓜食めば子ども思ほゆ、栗食めばまして偲はゆ、いづくより来りしものぞ、眼交(まなかひ)にもとなかかりて、安寐(やすい)し寝(な)さぬ

意味: 瓜を食べれば子どものことを思い出す。を食べれば子どもがいとおしい。子どもはどこからやってきたのだろう。子どものことが目の前に浮かんで、なかなか寝付けないなぁ。

これは、山上憶良(やまのうえのおくら)が子どもの事を詠んだ歌です。これらの歌に先立って、「子等を思う歌一首」という題の序文が漢文で記載されています。


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