原文

大船尓 伊母能流母能尓 安良麻勢婆 羽具久美母知弖 由可麻之母能乎

作者

遣新羅使(けんしらぎし)

よみ

大船(おほぶね)に、妹(いも)乗るものに、あらませば、羽ぐくみ持ちて、行(ゆ)かましものを

復元された遣唐使船 撮影(2011.04)・編集 by きょう

意味

大船(おおぶね)に妻が乗っても良いのだったら、羽でつつんで守るようにして連れてゆくことができるのに。

補足

天平八(西暦736)年、遣新羅使(けんしらぎし)が別れを惜しんで奥様に贈った歌です。この歌は、奥様が詠んだ歌
3578: 武庫の浦の入江の洲鳥羽ぐくもる君を離れて恋に死ぬべし
に対して詠んだ歌です。

更新日: 2011年10月09日(日)