第十一巻 : 鳴る神の少し響みてさし曇り

平成11年7月18日(日)更新


原文: 雷神 小動 刺雲 雨零耶 君将留

作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)歌集より

よみ: 鳴る神の、少し響(とよ)みて、さし曇り、雨も降らぬか、君を留(とど)めむ

意味: 雷(かみなり)が少しばかり鳴って、曇ってきて、雨でも降らないかしら。あなたさまを引きとめたいの。

あなたとまだいっしょにいたいから、雨でも降らないかしら、と詠んだ歌ですね。これに対して、彼は次の歌で返事をしています。

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第十一巻