第十一巻 : 道の辺のいちしの花のいちしろく

2007年03月11日(日)更新


原文: 路邊 壹師花 灼然 人皆知 我戀■(女偏に麗) [或本歌曰 灼然 人知尓家里 継而之念者]

作者: 柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)

よみ: 道の辺(へ)の、いちしの花の、いちしろく、人(ひと)皆(みな)知りぬ、我(あ)が恋妻(こひづま)は [或(あ)る本の歌に曰(いわ)く いちしろく、人知りにけり、継(つ)ぎてし思へば]

意味: 道端のいちしの花が目立つように、私の恋しい妻のことをみんなに知られてしまいました。

いちしろく、とは「はっきりと」とか「目立って」というような意味です。「いちし」と「いちしろく」を掛けて詠んでいますね。

彼岸花 撮影 by きょう

第11巻