第十八巻 : 油火の光りに見ゆる吾がかづら

平成11年5月16日(日)更新


原文: 安夫良火乃 比可里尓見由流 和我可豆良 佐由利能波奈能 恵麻波之伎香母

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 油火の、光りに見ゆる、吾がかづら、さ百合の花の、笑まはしきかも

意味: 私がつけた百合の髪飾りが油火の光りに輝いていて、とても微笑ましいことですよ。

越中(えっちゅう)の秦伊美吉石竹(はたのいみきいはたけ)の館で行われた宴会の席で、石竹(いはたけ)が大伴家持たちに、百合で作った髪飾りを三つ贈りました。このときに大伴家持が百合の髪飾りをつけてみて詠んだ歌です。


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