第十八巻 : 一本のなでしこ植ゑしその心

平成10年7月19日(日)更新


原文: 比登母等能 奈泥之故宇恵之 曽能許己呂 多礼尓見世牟等 於母比曽米家牟

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 一本(ひともと)の、なでしこ植ゑし、その心、誰れに見せむと、思ひ始(そ)めけむ

意味: 一本のなでしこを植えたのは、誰に見せようと思って植えたのだろう。

天平20年、清見という名前の国分寺の僧が京に向かう時に、大伴家持(おおとものやかもち)が宴席で別れを惜しんで詠んだ歌とのことです。


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