第八巻 : 経もなく緯も定めず娘子らが

平成11年10月10日(日)更新


原文: 經毛無 緯毛不定 未通女等之 織黄葉尓 霜莫零

作者: 大津皇子(おおつのみこ)

よみ: 経(たて)もなく、緯(ぬき)も定めず、娘子(をとめ)らが、織(お)る黄葉(もみちば)に、霜な降りそね

意味: 縦糸も横糸も決めずに、乙女たちが織る紅葉に、霜よ降らないで。

山の紅葉を、乙女たちが織る布に見立てて詠んだのですね。機織りのときには、縦糸と横糸をきちんと決めて織るのですが、山の紅葉は自由気ままに織った布のようなのですね。

スゴ(超)ネタ6 ふるさと より

第八巻