万葉集: 海石榴市(つばいち)を詠んだ歌

2004年02月01日(日)更新


海石榴市(つばいち)は、現在の桜井市金屋にあったとされています。この地は、山の辺の道、初瀬街道(はつせかいどう)、磐余(いわれ)の道、山田道などが集まるところで、市(いち)として栄えたようです。

この地は、歌垣(うたがき:山や市などに男女が集まり、歌や飲食などを楽しむ風習)が行われた所として有名です。万葉集にはこの海石榴市(つばいち)で詠まれた男女のやりとりの歌があります。

海石榴市観音(つばいちかんのん)の庚申塚(こうしんづか) 撮影(1999) by きょう

2951 : 海石榴市の八十の街に立ち平し結びし紐を解かまく惜しも

3101: 紫は灰さすものぞ海石榴市の八十の街に逢へる子や誰れ

3102: たらちねの母が呼ぶ名を申さめど道行く人を誰れと知りてか


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