万葉集: 伊香保(いかほ)

2006年10月08日(日)更新


伊香保は、現在の渋川市伊香保町〜高崎市榛名町にかけての山地にあたると考えられます。万葉歌に詠まれている地名は次の通りです。

  • 伊香保嶺(いかほろ): 榛名山(はるなさん)のこととされています
  • 伊香保沼(いかほぬま): 榛名湖(はるなこ)のこととされています

榛名山(はるなさん)は、標高1449mの火山です。また、榛名湖はカルデラ湖です。

榛名山と榛名湖 撮影(2006.09.30) by きょう

3409: 伊香保ろに天雲い継ぎかぬまづく人とおたはふいざ寝しめとら

3410: 伊香保ろの沿ひの榛原ねもころに奥をなかねそまさかしよかば

3414: 伊香保ろのやさかのゐでに立つ虹の現はろまでもさ寝をさ寝てば

3415: 上つ毛野伊香保の沼に植ゑ小水葱かく恋ひむとや種求めけむ

3419: 伊香保せよ奈可中次下思ひどろくまこそしつと忘れせなふも

3421: 伊香保嶺に雷な鳴りそね我が上には故はなけども子らによりてぞ

3422: 伊香保風吹く日吹かぬ日ありと言へど我が恋のみし時なかりけり

3423: 上つ毛野伊香保の嶺ろに降ろ雪の行き過ぎかてぬ妹が家のあたり

3435: 伊香保ろの沿ひの榛原我が衣に着きよらしもよひたへと思へば


関東近辺 山を詠んだ歌