撮影 by きょう

鶏(にわとり)

キジ科ニワトリ属の鳥です。日本には弥生時代あたりに中国から渡ってきたとの説があるそうです。鶏は昔から夜明けを告げる鳥として、大切にされてきました。

鶏(にわとり)を詠んだ歌

万葉集では14首に詠まれ、「とり」か「かけ」という呼び名で登場します。また、「鳥が鳴く」という言葉は、東(あづま)を導く枕詞(まくらことば)としても使われています。

1413: 庭つ鳥鶏の垂り尾の乱れ尾の長き心も思ほえぬかも

1807: 鶏が鳴く東の国に古へにありけることと.......(長歌)

2021: 遠妻と手枕交へて寝たる夜は鶏がねな鳴き明けば明けぬとも

2800: 暁と鶏は鳴くなりよしゑやしひとり寝る夜は明けば明けぬとも

2803: 里中に鳴くなる鶏の呼び立てていたくは泣かぬ隠り妻はも

3094: 物思ふと寐ねず起きたる朝明にはわびて鳴くなり庭つ鳥さへ>

3194: 息の緒に我が思ふ君は鶏が鳴く東の坂を今日か越ゆらむ

3310: 隠口の泊瀬の国にさよばひに我が来ればたな曇り.......(長歌)

4094: 葦原の瑞穂の国を天下り知らしめしけるすめろきの.......(長歌)

4131: 鶏が鳴く東をさしてふさへしに行かむと思へどよしもさねなし

4233: うち羽振き鶏は鳴くともかくばかり降り敷く雪に君いまさめやも

4234: 鳴く鶏はいやしき鳴けど降る雪の千重に積めこそ我が立ちかてね

4331: 大君の遠の朝廷としらぬひ筑紫の国は敵守る.......(長歌)

4333: 鶏が鳴く東壮士の妻別れ悲しくありけむ年の緒長み

更新日: 2015年12月20日(日)