2003年10月26日(日)更新
万葉集に詠まれている蟋蟀(こほろぎ)は、秋に鳴く虫の総称と考えられています。
(現在の)こおろぎは、コオロギ科の昆虫です。太く短い胴体に、丸い頭に長い触角があります。雄の鳴き声が秋を感じさせます。
1552: 夕月夜心もしのに白露の置くこの庭にこほろぎ鳴くも
2158: 秋風の寒く吹くなへ我が宿の浅茅が本にこほろぎ鳴くも
2159: 蔭草の生ひたる宿の夕影に鳴くこほろぎは聞けど飽かぬかも
2160: 庭草に村雨降りてこほろぎの鳴く声聞けば秋づきにけり
2264: こほろぎの待ち喜ぶる秋の夜を寝る験なし枕と我れは
2271: 草深みこほろぎさはに鳴くやどの萩見に君はいつか来まさむ
2310: こほろぎの我が床の辺に鳴きつつもとな起き居つつ君に恋ふるに寐ねかてなくに
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