万葉集:狐(きつね)を詠んだ歌

平成11年9月19日(日)更新


狐(きつね)は古来から日本にいます。北海道にはキタキツネですけど、本州以南はホンドギツネです。狐というと、狐憑(つ)きとか、人をばかす、といって良くないイメージがありますね。でも、古代では、農耕の神さまの"化身"または"使い"と考えられていたようです。

万葉集では、狐(きつね)を詠んだ歌は、1首だけです。

魅せるHomePage '99年7月号 日本の妖怪より

3824: さし鍋に湯沸かせ子ども櫟津の桧橋より来む狐に浴むさむ


おまけ: 信太妻(しのだづま)伝説

阿部保名(あべのやすな)という人が狐を助けたら、狐が人間の女性の姿になってお嫁さんになる。子を産み育てていくが、あるとき、障子に狐の姿が映ったのを保名に見られ、居なくなってしまう。その、狐に育てられた子供が後の、陰陽師(おんみょうじ)として有名な安倍清明(あべのせいめい)だというお話です。


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