万葉集: 蚕(かいこ)を詠んだ歌

2007年02月04日(日)更新


蚕(かいこ)は蛾(が)の一種の幼虫です。桑(くわ)の葉を食べ、繭(まゆ)を作ります。この繭を糸織(いとお)りして絹(きぬ)がとれるのです。

蚕(かいこ)は、桑子(くわこ)とも呼ばれていました。

朝日村まゆの花の会さまよりご提供いただきました

このコーナーの蚕・繭玉(まゆだま)の写真は、「朝日村まゆの花の会(〒958-0261 新潟県岩船郡朝日村大字猿沢1215)」さまよりご提供いただきました。


2495: たらつねの母が養ふ蚕の繭隠り隠れる妹を見むよしもがも

2991: たらちねの母が飼ふ蚕の繭隠りいぶせくもあるか妹に逢はずして

3086: なかなかに人とあらずは桑子にもならましものを玉の緒ばかり

3258: あらたまの年は来ゆきて玉梓の.......(長歌)

3350: 筑波嶺の新桑繭の衣はあれど君が御衣しあやに着欲しも


玉繭(たままゆ)という言葉を聞きますが、これは、二匹の蚕が糸を吐いて絡(から)まって繭を作ったものを言うそうです。


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