熊谷草(くまがいそう)


写真は、ラン科アツモリソウ属の多年草の熊谷草(くまがいそう)です。4〜5月頃の山地、竹林、杉林に群生して袋状の花を咲かせます。でも、なかなか見つけることが難しいようです。写真は富士山の近くで撮ったものです。

熊谷草(くまがいそう) 撮影(2003.5) by きょう

袋状の唇弁を、源平一ノ谷の戦いで平敦盛(たいらのあつもり)を討った熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)の背負っていた、母衣(ほろ)に見立てたものといわれています。母衣(ほろ)とは、鎧(よろい)の背に負って矢を防ぐために兜(かぶと)の上から馬の頭部にかけてかぶるようにした袋状の布のことだそうです。


花の散歩道