岡山・鳥取マンホールの旅

注意:ものすごい長文です。その上文章がへたくそです。心して読みましょう。

路線図

1997年11月1日土曜日(第1日目)


 今年の11月末で岡山と鳥取を結ぶJR西日本の急行列車「砂丘」号が廃止になる。
 というわけで1日から3日までの3連休を利用して岡山まで砂丘号に乗りに行くことにした。ついでに岡山や鳥取などのマンホールもたくさん撮ってくる予定である。
 この日は午前6時に家を出て、東海道本線・山陽本線の鈍行を乗り継いで岡山まで行く予定である。せっかくの機会だから東海道本線の主要都市で途中下車してマンホールの写真を撮りに行くことにした。
 以下は途中下車した駅と一言感想である。

 米原  (滋賀県)・・・この町には下水道はあるはずだが駅前にマンホールはなかった。
 近江八幡(滋賀県)・・・駅前にマンホールはあったがデザインマンホールはなかった。
 野洲  (滋賀県)・・・ごく普通の町。ここにもデザインマンホールはなかった。
 守山  (滋賀県)・・・駅前広場に色つきのきれいなマンホールがあった。それ以外のマンホールには色が付いていなかった。
 草津  (滋賀県)・・・結構大きな町である。駅前に巨大マンホールがあった。
 大津  (滋賀県)・・・滋賀県の県庁所在地にしては駅前は寂しい。マンホールはいろいろな種類があった。
 向日町 (京都府)・・・駅前にマンホールはあったがデザインマンホールはなかった。
 長岡京 (京都府)・・・駅前風景は向日町駅前とよく似ていた。マンホールもよく似ていた。しかしこっちにはデザインマンホールがあった。
 高槻  (大阪府)・・・とても立派な町だった。マンホールもいいものがあった。
 茨木  (大阪府)・・・駅前広場が工事中であった。
 大阪  (大阪府)・・・めちゃくちゃ人が多い。確か大阪城のマンホールがあるはずなのだが、なかった。
 西ノ宮 (兵庫県)・・・市の名前は西宮。甲子園球場のある町である。マンホールも甲子園である。
 芦屋  (兵庫県)・・・マンホールは松のデザインだったがなぜ?
 三ノ宮 (兵庫県)・・・震災があったとは思えないほど元に戻っていたがまだ所々で工事をしていた。消火栓のふたの種類がとても豊富であった。
 神戸  (兵庫県)・・・神戸市の中心地ではないのにどうして神戸というの?
 明石  (兵庫県)・・・日本標準時の町。といっても普通の町
 加古川 (兵庫県)・・・ここもごく普通の町。マンホールはよくある花のデザイン。
 姫路  (兵庫県)・・・とてもにぎやか。駅前のマンホールはみんなデザインマンホールだった。
 相生  (兵庫県)・・・マンホールの絵の意味がよくわからなかったが駅に祭りの模型(船をこいでいる人)と説明があってやっと理解できた。
 上郡  (兵庫県)・・・駅前に下水道工事したばかりのマンホールがあった。
 和気  (岡山県)・・・もう日が暮れていてマンホールの写真を撮るのが難しかった。デザインマンホールはなかった。

 JR岡山駅に着いたときは午後7時をすぎていた。名古屋から岡山まで新幹線なら2時間でいけるところを13時間以上かかったのである。ものすごーく疲れたのでホテルに入ってすぐ寝た。良い子のみんなはまねしないようにしましょう。(まねする人はいないか) 

相生駅のねこ
JR相生駅のホームにいた猫。全部で5匹ぐらいいた。


1997年11月2日日曜日(第2日目)


 今日はこの旅の本来の目的である急行「砂丘」に乗るために、朝早く起きる。急行「砂丘」とは岡山と鳥取(JR津山線・因美線経由)を結ぶ急行列車である。11月29日に特急「いなば」(智頭急行線経由)になり急行が廃止されるのである。まだ乗ったことがないので廃止される前に乗っておこうというわけである。
 ついでにマンホールの写真も撮ろうということで岡山6時38分発の快速で津山に向かう。途中福渡という駅で降りた。ここは岡山県建部町の中心駅なのである。旅行前の下調べでこの町に下水道があることは知っていたので途中下車したのである。しかし1時間近く歩き回ったがどこにもマンホールはない。列車の時間があるので結局何も撮らずに駅に戻った。7時54分発の列車に乗り津山へ向かったが車内は学生で大混雑していた。今日は日曜日のはずなのに何でだろうと思ったがどうやら部活の試合か何かがあるらしい。結局津山駅まで30分ほど立ちっぱなしのままであった。
 さて、津山に着いたのだが駅前にはマンホールが一つもない。まただめかなと思いながら駅近くの大きな川をこえるとマンホールがたくさんあった。あーよかったと思いながら写真をたくさん撮った。津山というのは思ったよりも大きな町であった。中国自動車道経由の高速バスが大阪からたくさん来ているからだろうか。鉄道よりもバスの方がにぎやかであった。写真を撮った後は駅に戻って、朝ご飯を食べて10時発の急行砂丘2号を待った。
 10時ちょうどに津山駅に急行砂丘2号が入ってきた。白とグリーンのキハ58と呼ばれるディーゼル列車である。昔は急行用として数多く走っていたのだが最近ではあまり見かけることは少なくなっている。車内は鉄道ファンと思われる人でいっぱいであった。運転席の後ろでは何人かが立って前を見ていた。車内から身を乗り出している人も何人かいた。もう席は空いていないかなと思っていたが先頭車の一番前の席が空いていたのでそこに座った。列車が走り出したが、しばらくの間は普通の町や田んぼの中を走っていくがだんだん山の中に入っていく。こういう山の中を走っていく列車っていいなーと思いながらぼーっと窓の外を眺めている。この瞬間が僕はとても好きである。しかし、今回は沿線のあちこちにカメラを構えた鉄道ファンがたくさんいる。駅にも自動車で来た人がたくさん写真を撮りに来ている。この急行砂丘の見所の一つとしてタブレット交換というのがあるのだがそれを撮りに来ているのである。タブレットというのは僕もよく知らないのだが、単線区間での信号操作のための方法のことである。JRではこの方式がほとんど残ってなく、急行列車がタブレット交換をするのは急 行砂丘だけなのである。それがなくなるというわけだからものすごい人が集まっているのである。中には線路の中に入って撮影している人もいるらしいのである。怖いことをする人がいるものだと思ったが、自分もマンホールの写真を撮るために道路の真ん中に入ったりするので人のことはいえない。
急行砂丘号
    急行砂丘号(JR智頭駅にて)

 そうこうしているうちに列車は智頭(ちず)駅に着いた。智頭町のマンホールを撮るため僕はここで降りる。駅前を1時間近くうろうろしていたがまたマンホールがどこにもない。下水道はあるはずなのに、役場が駅のすぐそばにあるのに、何でないんだー。悔しがってもないものはないので、仕方なく次の列車で隣の用瀬(もちがせ)町に向かう。
 で、用瀬駅に着いたがやっぱり駅前にマンホールはない。ここもだめかと思ったが、しばらく歩いていると下水道の工事中らしき現場を発見した。やったーと思ってそこに行ったら確かに下水道の工事現場であったが、マンホールが別の町(八東町)のものであった。どうやら工事期間中の仮のふたらしい。他を見ても用瀬町のマンホールのふたはない。こんなのあり?と思いながらも八東町のマンホールのふたを写真に撮る。重機は道路の真ん中に置きっぱなし、材料は民家の庭先においてある、下水管を埋めた後道路を舗装してないなどなど田舎の下水道工事はいい加減だなーと思った(名古屋でこんなことしたら住民及び上司にすぐ怒られる)。話は変わるがこの町は流しびなで有名なところらしい。駅の近くに「流しびなの館」というのがあって観光客が結構来ていた。
スーパーはくと
京都と鳥取を結ぶ特急「スーパーはくと」(JR用瀬駅にて)

 次の目的地は郡家(こおげ)町である。ここは駅前にマンホールがあった。やっぱり駅前はこうでなくちゃと写真を撮る。そして次の列車があるので急いで駅に戻る。
 次はやっと鳥取市である。ここは県庁所在地なのでマンホールはたくさんあった。色つきのきれいなものもあり、大収穫であった。この時点で午後1時をすぎている。鳥取駅で駅そばを食べて今日の宿泊地倉吉に向かう。
 途中、気高(けたか)町と東郷町によった。気高町には浜村温泉という温泉があり駅前(浜村駅)に公衆浴場もあるのだが、ものすごく疲れていて行く気も起こらなかった。でもマンホールの写真はしっかりと撮った。
 やっと最終目的地の倉吉に着いたときはもう午後5時近くであった。僕のデジカメはフラッシュがない安物なので明るいうちに撮らなければならないので急いで倉吉市のマンホールの写真を撮った。JR倉吉駅は町の中心部から離れているのでマンホールがあるかどうか心配だったが、ちゃんとあった。
 今日もあちこち歩き回ってすごく疲れたので晩ご飯(鳥取駅で買った駅弁かにずし)を食べてすぐ寝た。


1997年11月3日月曜日(第3日目)


 今日は名古屋へ帰る日である。倉吉から山陰本線を乗り継いで京都まで行ってその後東海道本線に乗って名古屋へ帰る。で、例によって途中下車しまくりでマンホールの写真を撮る。以下は途中下車した駅と一言感想である。
 泊  (鳥取県)・・・とても寂しい漁村である。でもマンホールはあった。
 浜坂 (兵庫県)・・・カニで有名らしく駅前にカニ屋が多かった。マンホールもカニだった。
 城崎 (兵庫県)・・・有名な温泉の町でとても人が多かった。しかしマンホールはなかった。これから下水道工事をするという看板があった。
 豊岡 (兵庫県)・・・ごく普通の町。マンホールは駅前にたくさんあったがデザインマンホールはなかった。
 和田山(兵庫県)・・・マンホールは駅前にあった。牛肉の駅弁がおいしかった。
 福知山(兵庫県)・・・結構大きい町。マンホールはいっぱいあった。城だった。
 綾部 (兵庫県)・・・マンホールは駅前になかった。時間があまりなかったので探さなかった。
 園部 (京都府)・・・マンホールは駅前にあった。立派な駅の割には駅前はあまりにぎやかでなかった。
 亀岡 (京都府)・・・マンホールは駅前にあった。亀だった。駅前は結構にぎやかだった。
 京都から先は1日目と同じなので大急ぎで帰る。それでも倉吉を朝6時頃出て家についたのは午後8時をすぎていた。
普通列車
山陰本線普通列車(JR鳥取駅にて)

 三日間観光名所も回らずにひたすらマンホールを追い求めた旅であった。こうやって旅行記を書いていると自分の異常さ?に驚いてしまう。マンホールにとらわれずにゆっくり旅行がしたいのだがマンホールを車窓から見ると体が勝手に動いてしまうのである。当分こんな旅は続きそうである。


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