いよいよこの旅も最終日である。今日は徳島県を中心にマンホール写真を撮るつもりだったが、泊まっているホテルで恐ろしい事実が判明したため、予定を変更せざるを得なくなった。1日目に撮ったはずの高知県中村市のマンホール写真がなくなっていたのである。デジタルカメラからパソコンに取り込んだときに消えてしまったようである。幸いなくなったのは中村市のマンホール写真だけであったので助かった。今度いつ四国に行けるかわからないので、時間がもったいないが、中村市へもう一度行くことにした。
気を取り直して、まずは高松琴平電鉄(琴電)で、志度町へ向かうことにした。駅にきた電車は、なんと名古屋市営地下鉄で走っていた電車だった。今年、名古屋市から琴電へ売り渡されたことは知っていたが、まさかこんなところで会えるとは思わなかった。元々黄色一色の電車だったが、色は塗り替えられていた。瓦町駅で乗り換え、志度へ向かう。今度の電車はかなり古い電車だった。日曜日で朝早いと言うこともあったので、乗客はは少なかった。田園風景の中を電車は30分ほどで終点の志度に着いた。ほぼ並行してJRが走っているのだが、時間的にはほとんど変わらない。駅を降りて早速マンホールを探す。マンホールはあるのだが、デザインマンホールが見つからない。北の方へ5分ほど歩いてやっと見つけることができた。神社のお祭りの御輿をデザインしたマンホールであった。徳島方面へ向かうJRの時間が迫ってきたので、急いでJR志度駅に行く。琴電の志度駅の目と鼻の先にあった。
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| 元名古屋市営地下鉄の電車 (高松築港駅にて) |
志度行きの琴電電車 (瓦町駅にて) |
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| 高松城の城壁とお堀 (高松築港駅より望む) |
志度駅からはJRで徳島方面へ向かう。午前7時30分志度発の特急「うずしお1号」である。この列車は徳島行きなので、そのまま徳島へ行ってもいいのだが、鳴門市へも行きたいので、鳴門方面の乗換駅の池谷(いけのたに)まで乗ることにする。途中、津田町、大内町等の町があるが、今回は時間がないのでパスする。30分ほどで池谷に着いた。鳴門行きの列車まで、30分ぐらいあるので近くの店で、パンを買って、朝ごはんを食べる。朝起きたのは5時頃で、もう8時をすぎているのだが、食べる暇がなかったのである。池谷駅は鳴門方面の分岐駅なので、ほとんどの列車は止まるのだが、駅付近はさびしいものである。乗り換えの客がほとんどで、降りる人もあまりいない。駅は鳴門市に属するのだが、駅前にはマンホールはなかった。
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| 鳴門線の列車 (JR池谷駅にて) |
特急うずしお号 (JR志度駅にて) |
8時45分に、鳴門行きの列車がきたので、早速乗り込む。2両編成のワンマンディーゼル列車である。鳴門線は全線単線の路線である。途中、反対方向の列車とすれ違うことのできる駅もないので、1本の列車が行ったり来たりしているだけの路線である。沿線は、結構住宅などが多く、乗客も結構あった。約20分で鳴門に着いたが、次に乗る列車まで、5分しかないので大急ぎで駅から出てマンホールを探すが、デザインマンホールはなかった。亀甲模様のマンホール写真だけ撮って、大急ぎでまた駅に戻る。何とか間に合った。行きに乗ってきたのと同じ列車である。50分ほどして徳島に着いた。徳島はさすが県庁所在地だけあって大きな町である。マンホールは高知市のものと同じデザインであった。海の波をデザインしているものらしい。
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| JR徳島駅 立派なビルである |
今度は徳島から徳島線を通って阿波池田(池田町)方面へ向かう。10時5分発の普通列車に乗って次の目的地鴨島町へ向かう。列車の中は乗客が結構たくさんいた。徳島線は徳島から吉野川沿いに走っていく路線である。鴨島のあたりまでは町の中を走っていく。徳島県で下水道の普及している町は5市町しかないので、愛媛県のように乗ったり降りたりしなくていいので楽である。徳島を出てから35分で鴨島駅に着いた。マンホールは駅前を出てすぐのところにあった。町の花菊をデザインしたマンホールである。
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| JR鴨島駅 |
鴨島からは11時4分発の「あい1号」に乗って阿波池田に向かう。この「あい号」は、JR四国が既存の列車を改造して新しく作った特急列車である。前面には、「たぬき」の絵が描いてあり、側面には「阿波踊り」の絵が描かれている。ちなみに「あい」とは徳島の名産の「藍染めの織物」の「藍」である。日曜の午前中にしては思ったほど乗客は少なかった。2両編成の列車だったが、乗客は10〜20人くらいであった。鴨島から次の停車駅の穴吹までは20分ほどノンストップである。もうすぐ穴吹というところ(山瀬〜阿波山川間)で、今回の旅最大のアクシデントが起こった。ある踏切を越えたところで「ガラガラガラ」と大きな音を立てて列車が止まったのである。何事かと思って外を見たがよく事情はわからない。どうやら脱線ではないようである。「人でもひいたか?」と思ったが違うようである。どうやら踏切内にあった自転車をひいてしまったらしい。後ろの方へ行くと確かに自転車の残骸があった。踏切は閉まりっぱなしで、車が大渋滞している。この列車はこれからどうなるのだろうか?他の乗客とも「どうなるのかな?」と話していたが、10分経っても動く気配がない。あちこちへ旅行に行ったことはあるが、こんなトラブルは初めてである。しばらくしてようやく運転を再開した。運転を再開してまずはほっとしたが遅れを取り戻せるだろうか?次乗る予定の列車は阿波池田で約5分の待ち合わせである。これに乗れなかったら琴平町と、善通寺市の写真が撮れなくなってしまう。まあ着いてから考えよう。列車は猛スピードで、阿波池田へ向かって走っていったが、遅れは取り戻せず、約10分遅れであった。しかし接続する列車の「南風6号」はホームで待っていてくれた。あーたすかった。ということで、次の目的地琴平へ向かう。
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| 特急あい号 側面には阿波踊りの絵が描かれている。 (JR鴨島駅にて) |
特急あい号 前面にはたぬきの絵が描かれている。 (JR阿波池田駅にて) |
通常では11時5分発の「南風6号」は、10分ほど遅れて阿波池田駅を出発した。遅れを取り戻すため、猛スピードで走っていたが、やはり短縮は無理のようで、7〜8分遅れで、琴平に到着した。琴平は「金比羅さん」で有名な金比羅宮の最寄り駅である。高校の修学旅行で1度行ったことがあるので、ここへくるのは10年ぶりである。でも金比羅宮へ行く暇はないので、駅前でマンホール写真だけ撮ってすぐ戻る。金比羅さんの石段をデザインしたマンホールであった。
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| JR琴平駅 洋風建築のデザインである |
善通寺は琴平の隣の駅である。列車で6分ほどで善通寺へ着いた。マンホールは駅前にあった。市の花の菊をデザインしたマンホールである。鴨島町と同じ花であった。
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| JR善通寺駅 和風建築である。 |
JR善通寺駅にて 金比羅さんのヘッドマークが付いている。 |
善通寺で昼御飯を食べ、普通列車と、特急南風5号を乗り継いで、中村市のマンホールを撮りに行くために高知方面に向かうことにする。10分遅れもどうにか元に戻ってまずは安心である。特急南風5号は中村行きなので、このまま中村まで乗ってもいいのだが、阿波池田から大歩危の間をトロッコ列車が走っていることを発見したので、これに乗るために阿波池田で降りることにする。7分の待ち合わせしかないので、急いで乗り場へ向かう。