車載型PCカーナビ


mount-1.jpg車載PCカーナビの全景

A4ファイルサイズのノートPC(IBM ThinkPad−755)を180度開いて、センターコンソールに設置。10.4インチのパネルの大きさに慣れると、5インチ程度の本物のカーナビのモニターでは満足できない。

mount-6.jpgパネル部分を手前に折り畳んだ様子。この状態で、ノートPCの奥にあるエアコンやカーステレをの操作ができる。

mount-4.jpgノートPCを直接、設置するといくつかの問題点が発見された。
問題点

  1. 走行中の振動が直接伝わるため、PC内部のネジが緩んでくる
  2. コーナーリングの際、横Gが加わると、滑り落ちる

これはそれの対策。設置部分に厚めのウレタンスポンジを両面テープで張り付けて、PCと接触する面にはマジックテープを張りつけてある。もちろん、PC側にもマジックテープを張ってある。この程度の対策で上記2点の問題は解決した。


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この写真は、ノートPCの固定部分。

横Gが加わっても、マジックテープのおかげで、滑り落ちないが、加速時のGによってノートPCが手前に倒れてくるケースが多分にあった。対策として、当初はアルミのアングル等を使ってガチガチに動かないように固定した。本体(キーボードのある部分)は固定できたのだが、加速のGが加わるたびに、パネル部分がお辞儀をする様になってしまった。パネル部分もガチガチに固定すれば良いのだが、見てくれが悪くなるし、それよりPCの取り外しが簡単に出来なくなる。そこで、考えたのが、これ!女性が髪を束ねるときに使う「ゴム紐」。このゴム紐の両端は取り外しが簡単になるように、圧着端子を使って加工してある。ダッシュボード側には日曜大工等で使うヒートン見たいな物を取りつけて、そこに圧着端子の「O」部分を引っかける様にしてある。ここでポイントなのは、「ゴム紐」をあらかじめテンションをかけて伸ばした状態で採寸して切る事。若干の調整は写真のように、結わいて長さ調節する。この、「ゴム紐」って結構伸びるので、うまく長さを合わさないと、加速のGでゴムが思ったより伸びてくる。

たった、これだけの事で、加速時のGによる「辞儀現象」、も無事にクリアできる。ガチガチに固めるより、しなやかにさせた方が、良い結果を生む、という例。


OPE-1.JPG走行中でも、指1本でキーボードが操作(?)出来る。が、慣れないとかなり危険なので、停車中に操作するように心がけている。


MOUSE-1.JPGThinkPadには、マウスと同じ機能を持つトラックポイントが付いているが、ご覧のような設置状態では、操作しにくい。そこで、グライドポイント(指でなぞると、それに合わせてマウスポインタが動くもの)をステアリングの根元に、マジックテープを使って貼り付けた。走行中の操作もOK!ただし、真似して事故を起こしても、当方は知りません。脱着可能なので、ステアリングの中央に貼り付けて操作する場合もあるが、車庫入れやUターンなど、ステアリングを回す場面に遭遇すると、ケーブルがステアリングに絡み付くので、要注意!


UNIT-1.JPGGPSユニット

これは、IPS−5000をリアウインド内に置いて使用している時。

CDROM-1.JPG外付けタイプのCD−ROMドライブ

助手席側の下に、設置。 ノートPCとはPCMCIA経由のSCSI接続。