SONY IPS−5000
- IPS−3000の後継機種
- 「PCカードナビゲーションキット(PACY−CNV10)」という名前でSONYから発売された。
- GPSユニットはIPS−3000に比べ横方向が小さくなり、正方形の形になった。PCMCIAスロットに専用カードを差し込んで、キットに付属している地図ソフトと連動させることで、ナビゲーションを可能にした。
- GPSユニットの色が白に近いグレーなのにケーブルがグレーなので、初めて見ると違和感があるかもしれない。
- PCMCIAカードと接続するケーブルは写真から分かるように構造的に非常に柔であるため、取り扱いに注意が必要である。また、カードをPCMCIAスロットに差したまま(動作中)ケーブルの脱着を行うとカードの内部フューズが切れる、というトラブルが結構あるようだ。
- GPSユニットの感度はIPSシリーズだけあって抜群である。
内部写真1
- ふたを開けたところ。IPS−3000では巨大なアンテナだったがIPS−5000ではかなり小さくなっている。この大きさでも、感度は変わらない。
内部写真2
- 基板の構成は2枚だ。IPS−3000ではRF部と処理部が別れていたが、IPS−5000ではRF部と処理部が1枚の基板で構成されアンテナ部分はアンテナ基板となった。
- バックアップ電池は基板上に直付けになった。
内部写真3
- アンテナ基板の裏はほとんどグランドパターン(左)。処理基板は表、裏とも要所はシールド版で保護されている。