SONY IPS-3000
- パソコンGPSに火をつけたGPSユニットの代表選手。
- このユニットはSONYから、半完成品として販売されているため(されていた)、付属のケーブルは末端処理がなされていない通称先「バラケーブル」となっている。
- 通常、電気的レベルを合わせるためにRS−232Cのインターフェース回路に接続されるが、可搬性を考慮してMini−DIN
6Pのコネクタを接続した。
内部写真1。
- ふたを外したところ。金色に見えるのが、GPSのアンテナだ。これだけ大きいと、いかにも感度がよさそうに見える。実際、感度は抜群である。
内部写真2。
- 中の基板を取り出したところ。基板は2枚で構成されていて、1枚がRF部、もう1枚が信号処理部となっている。
- バックアップ用の電池は、ケースに張り付けてある。信号処理はH8が行っているようだ。
内部写真3。
- こちらがRF部分。見るからにRF部分ですよ!って感じがうかがえる。電気的要所はシールドが施されている。
- 使用コンデンサはよく見かける安い電解コンデンサではなく高信頼性のコンデンサを多用している。
内部写真4。
- こちらが信号処理部。シールド板で保護されているものの、作りは、いたってデジタル的。
- 写真3と合わせてみると、世代の違う設計が同居しているようにも見える。
![](01c.jpg)