GPS活用プロジェクト−Part1
GPS Data Converter
リリースアップしました。 現在の最新レベルはVer.1.03です。(
05/23/98)
秋葉原の秋月で販売されているSuper AKI−80を使った、GPSのデータ・コンバーターを作成しました。パイオニア・ナビコムのGPS−303PTがジャイロ接続ができるにもかかわらず、その機能を生かすソフトが無いため今まで十分に使えなかった事と、SONYからNavin’Youと言うパソコン・ナビとしてかなり完成度の高いソフトが発売されたのが、作成のきっかけです。Navin’Youは基本的にIPS−5000もしくはETAKのGPSユニットしかサポートしておらず、他のフォーマット(業界標準的なNMEA)や同じSONYブランドのGPSユニットであるIPS−3000、コロンブス新種(GPX−V55)は使えません。
この辺は、NIFTYのFGPSフォーラムで、詳しいレポートがありますので、そちらを参考にしてください。
GPS Data Converter Version1.03(GPSDCON1)は、Super
AKI−80(10MHZ)、AKI−80 Gold(12MHz)上で、動作するデータフォーマット変換プログラムです。ですから、Super
AKI−80、AKI−80 Goldを持っていないと、使い物になりませんのでご注意を!
アセンブラーとROMライターも必要です。
機能仕様
- 入力(シリアル(SIO−A))
- IPS−3000
- IPS−5000
- ETAK
- コロンブス(VCA27)
- コロンブス新種(VCA29)
- GPS−303PTジャイロ対応(パイオニア・ナビコム)
- NMEAフォーマット(JUPITER) $GPRMCセンテンスのみ使用
- 出力(シリアル(SIO−B))
- IPS 110BYTE簡易フォーマット
- ヘッダーはSONY81に固定
- 入力にIPS系の場合、全フィールドを出力
- IPS系以外の入力の場合は、いくつかのフィールドを省略
- LCD表示機能
- 測位系、緯度、経度、方位、速度を表示
- LCDを接続しなくても、動作には影響しない。
- 対応ソフト(確認分)
- Navin'You
- GPS PLAYER V2.xx, V3.xx
- MapFan2+Mobile
- IPS系とGPS−303PTは、自動判別
- スイッチ(PIO−BのBit7)を押しながら電源ONでNMEAに切り替わる
- 制限事項
- 出力されるIPS簡易フォーマットにおいて、曜日は計算していない。土曜日に固定(NMEA、GPS−303PTの場合)
- NMEAの$GPRMCセンテンスのみを使用。測位モードは実際の測位状況とは別に「未測位」か「3衛星測位」の表示。
- NMEAの場合は衛星情報は省略。
- 緯度は北緯、経度は東経に固定。これ以外の場合は動作不明
- IPS系からの緯度、経度の入力はDMSを想定
- IPS 130BYTE系は110BYTEに短縮
- Super AKI−80上で開発。I/Oポート等はAKI−80でも使えるように同じI/Oを使用しているが、Clockが若干異なるのでLCDの表示のタイミングがズレて正常に表示できないかもしれない。この場合は同梱の「LCD−LIB.INC」の中身を適当に修正する必要がある。
この、プログラムやGPS関係についての質問等は、NIFTYのFGPSの中でお願いします。
GPSDCON1.LZHのダウンロードはこちら。
![](01c9.jpg)